事前顔合わせ

西宮市と地域のこれからについて、中学生・高校生の思いと疑問は…。

石井市長を目の前にして、自分の意見をちゃんと伝えることができるのか。どのように会談を進めればいいのか。
当日の緊張を和らげる意味も込めて、事前に市役所で予行練習を兼ねた打ち合わせを行いました。
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前半の部
実施日:2024年10月26日(土)
※学年は実施時点のもの前半の部の3人は、高槻高校1年の尾田さん、
瓦林中学校3年の斉脇さん、芦屋国際中等教育学校1年の兼信さん。-
学校の課題研究では地域問題をテーマに。
西宮市が実施している地域交流の施策は?尾田さんは中学生の頃から気になっていたYouth委員会へ、高校入学を機に所属しました。会談に応募した理由は、調査・研究をしている地域交流について市長に直接聞けるいい機会だと思ったからとのことです。地域で催されるさまざまな交流の場により多くの住民が参加し、地域のつながりをもっと深めるにはどうすればいいか。そうした課題を含め、西宮市が実際に取り組んできた地域交流の施策について聞いてみたいそうです。
Youth委員会
高槻高校1年 尾田 崇之さん -
生徒会長として学校をより良くしたい!
そのためにも、まず西宮市の発展から。斉脇さんは中学校で生徒会長を任され、生徒会活動を通じてどうすれば学校をより良くできるか思案しているそうです。会談に興味を持ったきっかけは、「親が市政ニュースで募集の記事を見つけたので…」と教えてくれました。学校を良くするためには、まず西宮市をもっと良くするべきではないか。そのためには何をすればいいのか。こうしたテーマを市長と話し合ってみたいそうです。また、西宮市の将来に向けて、自分を含めた若い世代に市長は何を期待しているか聞いてみたい、と元気よく答えてくれました。
瓦木中学校3年 斉脇 翔さん -
身近なセクシュアリティの問題。
LGBTQに対する西宮市の取り組みは? 兼信さんは、生まれてからずっと暮らしてきた西宮市の良いところだけでなく、悪いところにもいろいろ気づくことがあるそうで、そんなわがまちをもっと良くしていきたいという思いを込めて参加を決めたそうです。市長へは、性的マイノリティの生徒が、制服やトイレ等の問題で悩んでいることを知ったこともあり、LGBTQに対する西宮市の取り組みを聞いてみたいそうです。さらに、生徒が減りつつある学校の現状と少子高齢化の問題について、市長の考えが知りたいと笑顔で語ってくれました。
芦屋国際中等教育学校1年 兼信 咲彩さん
緊張した面持ちで集まった3人ですが、最年長の尾田さんがフォローしてくれたこともあり、
当日の会談はこちら
次第に緊張もほぐれて自由に意見を交わしながら
それぞれの質問事項をきちんと整理することができました。 -
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後半の部
実施日:2024年10月24日(木)
※学年は実施時点のもの後半の部の3人は、関西学院高等部2年の吉見さん、
灘中学校3年の森口さん、浜甲子園中学校2年の平さんです。-
英語の楽しさを中学生のときに知った。
自らの体験を広めるために提案したい!Youth委員会所属の吉見さんは、中学1年時に帰国子女の同級生が話す英語のかっこよさに刺激を受け、学校以外でも独学で英語の勉強を始めたそうです。現在は、スタンフォード大学のオンライン講座も受けるほどの実力に。そんな英語の楽しさに自分と同じ中学のときから出会えるきっかけとして、西宮市の姉妹都市であるスポーケン市(アメリカ)へのホームステイプログラムを再開できないか、ぜひ市長に提案したいと参加を決めたそうです。
Youth委員会
関西学院高等部2年 吉見 光生さん -
市長の仕事内容にいろいろと興味が。
生成AIについて西宮市の今後の展望は?森口さんは市長の仕事内容に興味があり、今回の会談に応募。市長と直接話ができるこの機会に、自分が興味のあるデジタル関連の質問を準備。特に生成AIの今後の活用について聞いてみたいそうです。その理由は生成AIをより活用することができれば、様々な問題が解決できるようになると考えたから。そのためには、一層IT機器などを使いこなせるようになる教育が今後は必要だと感じているそうです。
灘中学校3年 森口 瑛太さん -
給食費無償化の取り組みや防災対策、赤字問題など、複数の分野で聞きたいことが!
平さんは防災に興味があり、中学校ではサッカー部と並行して消防部にも入部。消防部では学校内での活動に加え、消防署に出向いて消防車を見学したり、はしご車に乗せてもらったり、普段はできない貴重な体験をたくさんしているそうです。会談では、まず最近気になっている給食費の無償化について、西宮市は今後どのような取り組みを考えているのか教えてほしいとのこと。さらに、消防部ならではの観点で西宮市の防災対策に関する質問のほか、市が抱えている赤字の問題など、複数の分野で聞きたいことがあるそうです。
浜甲子園中学校2年 平 将之介さん
打ち合わせの進行役は、唯一高校生の吉見さんが担当。
当日の会談はこちら
Youth委員会での活躍も定評のある吉見さんのリードによって
3人の会話はどんどん弾み、しっかりと会談の段取りを決めることができました。 -