西宮を舞台にした創作物

拾われた男
- エッセイ
- ドラマ


著者:松尾 諭
『拾われた男』 単行本/文藝春秋(2020年)、文庫版/文春文庫(2022年)
『拾われた男』 単行本/文藝春秋(2020年)、文庫版/文春文庫(2022年)
作品紹介
西宮育ちで役者としても活躍する松尾諭さんの実話に基づき、波乱万丈な男の人生が綴られた自伝風エッセイ。実写ドラマ化もされ、武庫川団地や西宮南高校などが登場する。
作品の舞台となった場所
武庫川団地、武庫川河川敷緑地、県立西宮南高校、市立高須中学校、阪神武庫川駅など
著者が事務所に現れびっくり!重要な場面となった武庫川駅。
撮影の数カ月前、監督と一緒に著者の松尾諭さんが事務所に現れびっくりしました。松尾さんのご家族はもう武庫川団地にはお住まいじゃなかったようですが。
主役の松尾さんを演じた仲野太賀さんは、体重を10キロ増やして撮影に臨んだそうです。劇中で伊藤沙莉さんが驚いた武庫川駅は、珍しい橋上駅として重要な場面となったのではないでしょうか。オープニングで登場した武庫川レインボータウンの空撮もインパクトがありましたね。
冒頭に武庫川団地の駐車場でラグビーボールを蹴り上げるシーン、実は「ららぽーと甲子園」の駐車場での撮影でした。朝の8時半には観光バスが到着するのでそれまでに終えて欲しいということで、早朝から大慌てで撮影されたそうです。
ドラマのラストの夕日に向かっていくシーンは、沈んでいく夕日が絵になる尼崎側の河川敷で撮影されました。その他のシーンも、残念ながら尼崎側の河川敷で撮られたものが多く使われています。西宮市内のシーンでは、新甲子園商店街や甲子園素戔嗚神社なども登場しています。

武庫川団地
実写ドラマでは自身が小6から移り住んだ武庫川団地を舞台に、高校までの多感な思春期の話が繰り広げられている。
風景写真提供:西宮流


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